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Ciao a Tutti!

そろそろ日本でもお正月気分が抜けてきた頃でしょうか😊実はイタリアでも、1月6日で正式にクリスマスシーズンが終了しました!

1月6日はエピファニーア(伊: Epifania)と呼ばれる祝日で、学校や会社もお休みです。日本語だと公現祭と呼ぶそうです。

公現祭とは?(ギフトマナー辞典参照)

聖書にも登場する東方の三博士(東方の三賢者ともいう)が、誕生したばかりのイエス・キリストを祝福し、礼拝するためにキリストのいる馬小屋を訪れたことを記念する日


ところでこのエピファニーア。
イタリアではこの祝日を、べファーナ(伊: Befana)という魔女の名前で呼ぶことも多いんです。

ベファーナとは?(Wikipedia参照)

ベファーナ (Befana) は、イタリアに伝わる魔女の一種。公現祭の日である1月6日に、前日までの一年間に良い子だった子供には素敵なプレゼント、悪い子だった子供には靴下を入れていくと言われる。


▼魔女のトンガリ帽子をかぶり、長い鼻と尖ったあごを持つ小さなおばあさんがホウキに
乗って、遠くまで旅をしながら、子どもたちに贈り物を届けるというのが一般的なイメージです。
名称未設定のデザイン (1)

このベファーナはなぜサンタクロースのように子供にプレゼントを配るのか?そして、そもそもベファーナがなぜ公現祭に関係あるのか?

▼それは、こんな伝承に関係しています。
イエスに会いに行こうと旅をしていた東方の博士たちは、一晩ある村で宿泊し、そこにいる老婆に道を尋ねました。老婆は道を知りませんでしたが、東方の博士たちは一緒に救い主に会いにいこうと提案します。

ですが老婆は多忙を理由にその誘いを断ってしまいます。博士たちが旅立ってから老婆は誘いを断ったことを後悔し、生まれたばかりのイエスを探しに出かけます。

場所がわからない老婆は一軒一軒家をまわり、イエスかもしれない子どものためにプレゼントとしてお菓子を配って回りますが、イエスは見つからず今でも魔女となってこの時期になると救い主を探しています
(Italiamo参照)

なんだか切ない…!!!

ところで。キリスト教の歴史を考えると、魔女ってあまり良くないイメージなのでは…?と思って調べてみた私。

するとどうやら、ベファーナが時代とともに「魔女」とされるようになったのは、ハロウィン(豊穣祭)の影響や、4世紀以降にローマ教会によって異教関するものを排斥した影響があるのではないかとのこと。もちろん諸説ありですが、こうやって調べてみるのも意外と面白い。

まぁ、こんな感じで宗教的なストーリーもあるわけですが。
子供達にとっては「お菓子をもらえる日」であり、大人にとっては「ホリデーが終わってしまう日」でもある、ちょっと面白い祝日なのでした♪

ちなみに子供じゃなくても、靴下に入ったお菓子はもらいます🧦笑

▼そして、実は炭も本物ではなく、卵白・砂糖・食用炭で作った炭に似せたお菓子



どちらにしても、美味しいスイーツをもらえるエピファニーアなのでした♪


▼【イタリアの年末年始】に関する記事はこちら
 


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